001|大さん橋 — ダイヤモンド・プリンセス

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つい先日、43歳の誕生日を迎えた。

気づけば、身体の節々が痛いなんていうのは日常茶飯事で、「どっこいしょ」や「よっこらせ」もすっかり口癖になったし、老眼に関しては残念ながらデビュー済みである。

この調子だと、10年くらい前のことを「つい、この間」とか言い出すのも時間の問題なんじゃないかと思う。

だが、歳を重ねることに抗うつもりはないし、身体が老いていくのも自然なことだ。たとえ自分の身体であっても、「どうぞご自由に老いていってください」と、半ば他人事のように思っている。

そんな43歳の節目に、ブログを始めることにした。

もっとも、SNSやインターネットで自分から何かを発信したいタイプではないので、日々の写真を載せるのも、誰かに見せたいというよりは、個人的な備忘録代わりという意味合いが強い。

もちろん、何を載せるかといえば船以外にないだろう。

豪華客船やフェリーはもちろん、コンテナ船やRORO船の様な働く船、さらには水上バスに至るまで、あらゆる船が好きで、休みのたびに東京港、横浜港あたりをウロウロして船の写真を撮っている私が、未来の自分へ残すささやかな記録といったところだ。

正直、半ば勢いで始めたこのブログが続くのかどうかも分からないし、自分が一体どこへ向かっているのかも謎である。

それでも、目的地など曖昧でも歩いていけるというのは、歳を重ねることの悪くない効能なのかもしれない。

そんなわけで最初の投稿は、6月14日、横浜港大さん橋に寄港していたダイヤモンド・プリンセス。停泊している姿も、出港の見送りも、やっぱり船ってのはいいもんだ。